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大学受験は独学で可能

結論から言いますと、大学受験は独学で可能です。たとえ東京大学理科V類(いわゆる医学部)であっても、です。受験業界ではよく言われることですが、年齢が小さくなるに反比例して入試の難易度は高くなります。私立中学校入試の問題を東京大学の学生が解けないのはその特異性にあるのです。現在では多少変わってきましたし、学校にもよりますが、高校受験や大学受験はおもに知識を問う問題が主流です。それに対して、私立中学入試では頭の使い方を問う問題が主流なのです。試しに「赤本」と私立中学の過去問題集を比べてみてください。どちらも中堅レベルが比較しやすいでしょう。すると、現代文の課題文はレベルがほとんど変わらない、数学はむしろ大学受験問題のほうが大人には解けるということが経験できるでしょう。

しつけの教育を重視する個別指導塾

純文学をひもとくと、かつての良家の子女たちには家庭教師がいつもそばについています。旧制一中に進学するために一中の学生について勉強する。そうして自分が進学したら、今度は自分も受験生を指導する。そしてまた同時に自分も先輩たちから読書のしかたや遊び方まで教わる。その頃の勉強といえば読書が中心ですから、何をどういう順番でどう読めば良いのかは先輩から教わります。読書はその人の人格形成に大きな影響を与えます。勉強を教わるということは、教科の学習という枠をこえて広く大きな影響を受けるということになるのです。ヘレンケラーの人生を変えた家庭教師サリバンはそのわかりやすい例でした。また、少子化、核家族化や都市生活化の進行による地域と家庭の断絶、学級崩壊、教師の質の低下が問題になっていることなどを考えると、子どもが社会的マナーを身に付ける場はなくなっているに等しいのが現代社会の現実です。そういった事情を背景に、勉強だけでなく、基本的なしつけの教育を重視する個別指導塾も増えています。
→四谷学院個別指導教室について

泥まみれになる生活など真っ平

浪人生たちのある者は来春の成功を目指して、無口に青黒い心の炎を抱きつつ活気のない教室に足を運んでいたし、予備校をサボって近所の麻雀屋に入り浸る生徒や、籍はあるものの予備校に頼らず自宅や図書館で学習する生徒も多くみられたのである。それでも各教科にひとりぐらいは、有能な講師がいた。面白いことにこの人たちの多くは、高等学校を四十代で辞めてきた人たちであった。四十代になり、そろそろ管理職の声がかかりはじめると、俺は教えることが好きで教師になったのだ、管理職などになって生徒から離れ、組合と教育委員会の板挟みで泥まみれになる生活など真っ平だ、と決心して予備校にやってきたのである。唯一、この人たちの授業だけは外れがなかった。

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